Programプログラム

4種のサクソフォーンの饗演

3月2日(日)19:15~ 大ホール

出演:
齊藤 健太/井上 麻子/林田 和之/本堂 誠
金井 俊文(指揮)/JSFスペシャル・サクソフォーン・アンサンブル


日本が世界に誇る至高のソリストたちが、ソプラノからバリトンまで、すべてのサクソフォーンの魅力を吹き尽くす!伝統と革新の上で前進するサクソフォーンの世界、必聴のコンサート!

プログラム

Soprano Saxophone
E.W.コルンゴルト(arr.山口 雅貴)/ヴァイオリン協奏曲(サクソフォーン・アンサンブル版初演)
ソリスト:齊藤 健太

Alto Saxophone
R.ブートリー(arr.井上 麻子)/ディベルティメント
ソリスト:井上 麻子

Tenor Saxophone
J.S.バッハ(arr.旭井 翔一)/《シャコンヌ》 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 二短調 BWV.1004 より(サクソフォーン・アンサンブル版初演)
ソリスト:林田 和之

Baritone Saxophone
永見怜大/コズミック ・ ダンデ ・ ライオン : バリトンサクソフォンとサクソフォンアンサンブルのための(世界初演)
ソリスト:本堂 誠

JSFスペシャル・サクソフォーン・アンサンブル
指揮:金井 俊文
S.Sax.:小澤 瑠衣、平井 亘、五十嵐 健太
A.Sax:山本 航司、五島 知美、海老原 美保
T.Sax:中嶋 紗也、陬波 花梨、宮越 敦士
B.Sax:竹田 歌穂、伊藤 洋夢、西村 魁

出演者プロフィール

齊藤 健太(さいとう けんた)

©️Ayane Shindo

洗足学園音楽大学卒業、同時に優秀賞を受賞。東京藝術大学別科修了。 第7回アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー・ディナン)第1位並びに新曲賞の受賞をはじめ、国内外の多数のコンクールで上位入賞を果たす。 ソリストとしてオーケストラ・吹奏楽との共演を重ねる傍ら、Saxophone Quintet”FIVE by FIVE”、ブリッツ・フィルハーモニック・ウインズ コンサートマスターを務める等その活動は多岐にわたる。

井上 麻子(いのうえ あさこ)

大阪音楽大学を卒業後、国立パリ高等音楽院サクソフォン科を審査員全員一致の首席で修了、セルマー賞受賞。兵庫県芸術奨励賞、サントリー芸術財団「佐治敬三賞」等受賞多数。国内外の国際サクソフォンコンクール、また全日本吹奏楽コンクール等の審査員を務めている。パリ国立高等音楽院サクソフォン科入学試験・卒業試験の審査員を3度務める。第8回アドルフ・サックス国際コンクール審査員。現在、大阪音楽大学特任准教授。

林田 和之(はやしだ かずゆき)

尚美学園短期大学を経て、東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース修了。第2回アドルフ・サックス国際コンクール第6位。 第16回日本管打楽器コンクール第1位。
NHK-FM「FMリサイタル」、「ベストオブクラシック」に出演。 ソロCDに「Lessons of the Sky」があり、メンバーである”雲井雅人サックス四重奏団”のテナー・サクソフォーン奏者としても7枚のCDを録音している。
オーケストラ内のサクソフォニストとしては、新日本フィルハーモニー交響楽団、 サイトウキネン・オーケストラ、群馬交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団からのファーストコールを受けるほど信頼も厚く、また作曲家・久石譲のコンサート、レコーディング、ツアーにも多数参加。
主宰する「フェロー・サクソフォーン・カルテット」が青山財団より「バロックザール賞」を受賞。
尚美学園大学、東京ミュージック・メディアアーツ尚美ディプロマコース講師。

本堂 誠(ほんどう まこと)

©️Ayane Shindo

東京藝術大学を卒業し渡仏、パリ国立高等音楽院を最優秀の成績で修了。3つの国際コンクールで優勝、第34回日本管打楽器コンクール第1位。バリトン・サクソフォンの可能性を追求することを活動の中心としている。近年はアメリカ、アンドラ、スロヴェニア、フランスなどで開催されたフェスティバルやアカデミーに招聘され、コンサートやマスタークラス、国際コンクールの審査員を務めるなど、グローバルに活動の場を広げている。

金井 俊文(指揮)

現在ハンガリーの首都ブダペストを本拠とし、欧州と日本で活動する若手指揮者。2020年よりハンガリー・ソルノク市立交響楽団正指揮者。国立ブダペスト・オペレッタ劇場の副指揮者、ソルノク市立劇場の指揮者を歴任。
2016年、アラム・ハチャトゥリアン国際指揮者コンクールにて特別賞を受賞。審査員のエリザベト・ペンデレツキ氏より、故クリシュトフ・ペンデレツキ氏の作品を本人臨席の下、演奏する機会を与えられる。2019年上毛新聞社より「上毛芸術文化賞」、また2020年にはハンガリーでの活動において「外務省在外公館長賞」を30代で異例授与された。
これまでに、ハンガリー・ブダペスト交響楽団、リスト・フェレンツ室内管弦楽団、ハンガリー国立合唱団をはじめとするハンガリーの主要楽団の他に、ベルリン交響楽団(ドイツ)、ザルツブルグ・オーケストラ・ゾリステン(オーストリア)、フィンランド・クオピオ市交響楽団、シンフォニア・クラコヴィア(ポーランド)、ルガーノ・パーカッションアンサンブル(スイス)、琉球フィルハーモニック、郡山交響楽団、日本音楽集団などと共演している。
桐朋学園大学音楽学部、洗足学園音楽大学大学院と専攻科で指揮、ファゴット、ピアノ、室内楽を学び、ハンガリー国立リスト音楽院大学院指揮科の史上初の外国人卒業生として最優秀の成績でディプロマを取得し卒業。
指揮を秋山和慶、瀬越憲、山本七雄、クルト・マズア、ヨルマ・パヌラ、A.メドヴェツキー、A.リゲティの各氏に師事。日本指揮者協会会員。